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手塚治虫の作品、MWが面白いので紹介してみる

手塚治虫、といえばほとんどの人がアトムやブラックジャックリボンの騎士などを連想するでしょう。

しかし、いの一番にMWという作品を連想する方は一体どれくらいいるのでしょうか。

 

■二人の主人公

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このMWという作品、MWという毒ガスによって人間性を失った結城美知夫という男性と、幼い頃から美知夫と一緒にいた賀来というキリスト教徒の視点で物語が展開していきます。

主人公は二人いる、という解釈でいいと思います。

■美知夫の殺人劇

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モラルや良心といったものを一切なくした美知夫は、己があるままに殺人を繰り返し、自分を堕落させたMWの在り処について探っていきます。

■賀来という男

賀来はそんな外道に落ちた美知夫をなんとか救わんとあれこれ考え悩みます。
神に必死で教えを乞い、美知夫の暴走を食い止めようと苦悩します。しかし...。

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■二人の関係

賀来と美知夫、この二人は身体の関係をもつ間柄だったのです。女のように中性的な美知夫ですが、手段のためなら女として抱かれることも厭わないキャラクター。インパクトがすごい。

■不幸になる人々

この二人の主人公を軸に絡んでくる登場人物はやたら報われない運命を辿ってしまいます。それもやたらリアルに...。

MWの在り方について、MWの行方について、毒ガス事件について…。

いろんな立場におかれている登場人物たちの思惑や考えがまた一つの演出となってハラハラさせてくれます!

■衝撃のラスト

ネタバレは流石にしませんが、なかなか強烈なエンディングでした...これは読んでみてもらいたいですね。

 

 

読み終えた感想としてはバッドエンド?な扱いなのかなぁと思いました。いや、ある意味ハッピーエンドかもしれない。

 

一言いえるのは勧善懲悪ものじゃないということですw

気になるなら一度読んでみてください!かなりヒヤヒヤワクワクさせられます。